ついに千秋楽! 大須演芸場定席上半期2006/07/02 20:10

今日で見納め

定席は今日で最後、7月はスーパー一座の大須オペラ(こちらも面白そうだ・・・・・・)の公演となります。

開演時刻に少し遅れて演芸場に入ると、いつもとは違う雰囲気。ロビー右手に、姫企画や夜席のときの様に長机が出されています。そちらに入場料を渡そうとすると、左手にいた席亭が「一般のお客さん?」。本日は団体さんが入っており、右手はそちらの受付でした。

席亭に直接入場料を払い入場すると、満員に近い客席を前に、なごやのバタやん節。いつも座っている辺りが込んでいたので、最前列へ。隣は若い美人のオネーさん。わ~い、と思っていると、おばはん2人組が入ってきてしまいその席譲る。このおばはん、要所要所で異様にウケていて、なんかうれしい。

バタやんに続いてひと:みちゃん(:はホントは横向きで、「み」の上に付きます)登場。艶歌シャンソン。「黒川あたりの花園キャバレー」とか、地元ネタが楽しい。おもろい。今度HMVとか行ったらCD探してみよう(まぁ、めったに行きませんが・・・・・・(^^;)。

次はふしぎ光さんの奇術。タネも仕掛けもあるんでしょうが、全然分からない。悔しい。1万円札を貸した最前列のおじさん、その席に座ってしまったばかりに、終演まで芸人にいじられ続けることになる・・・・・・。

獅篭さん登場、最前列のおじさんの似顔絵を描いたあと、今日の団体さん(じつは僕の職場とも少し付き合いがある)の所在地から花火大会の話題→「たがや」。後ろの席の私語がちょっと気になる。・・・・・・思えば、普段ほとんど貸しきり状態で聞いとったもんなぁ。要所のクスグリには会場なかなかの反応がある。・・・・・・思えば(以下略)。そういや、毎日ばあちゃん、ござらんなぁ。

続いてなんぺい・さやかの夫婦漫才。名古屋弁交じりの大阪漫才、という感じ。なかなかおもろい。うるさいけど。

そして竜鶴さん登場。のんき節、新作も。やっぱり会場からのボリューム感がいつもと違う。ところでこの竜鶴さん、元警官で、定年後にこの世界に入られたそうで・・・・・・。そう言われて見ると、雰囲気あります。

いよいよトリとなり、満を持しての伊東かおる先生。客席が埋まっているからか、いつもより元気がある感じ。となりのおばはん、ウケまくり。初めて聞くネタもありました。ノリノリのまま終演。本日は一回公演、これにて上半期終演。毎日ばあちゃんの姿、最後まで見えず。

一ヶ月間、大須に通って・・・・・・

思えば、伊東かおるに始まり伊東かおるで終わる初めての演芸場体験となりました。こんな楽しい空間を今までほかっとったのは、不覚、というほかありません。

十数年前、地下鉄に乗っていると、手品を見せてくれるおじさんがいました。「大須演芸場に出ている」と言ってみえましたが、ひょっとして故・多嶋ゆきおさんだったのでしょうか? あのころ、演芸場に行っていれば。

中学生の頃、落語家になりたい、と思い、いろいろ本を見てみると、落語家になるには弟子にならなくてはいけない、と知る。でも、落語家がどこにいるのか分からない。あのとき、隣町に雷門小福師匠がいる、と知っていれば。

ちょっとは人生、変わっていたかしらん?

演芸場に足を踏み入れるきっかけを作ってくれた、大東両閣下、雷門獅篭さん、立川流家元(^^;)には感謝しています。いや、ほんと、あそこに入るには、勇気要りますよ。

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