もえちり2006/03/07 23:18

月刊シリウスに連載されている、堂高しげる著『もえちり!』が単行本になりました。

古来より、日本を守っていた卑弥呼が亡くなり、地球を災厄が襲います。この”災厄”がまずアンバランスで、最初のうちは「日本は滅亡する!」とかですが、そのうち「九州が消滅」「日本が砂丘化」「黄泉路めぐり(四国88ヶ所逆廻り)」とスケールダウンしていきます。

でも、「日本が滅亡」の原因がエロゲーなのに、「九州が消滅」の原因が「九州と同じ大きさと形の隕石の落下」だったりするあたり、バランス感覚のおかしさがサイコーです。

いつ終わってもおかしくないよーな漫画ですが、毎月のテコ入れを繰り返しつつ、未だに連載は続いています。

『萌え地理!』は日本の文化です!!

のび太の恐竜20062006/03/07 23:32

名作です!! 映画館であんなにぼろぼろ泣いたのは久しぶり。ストーリーも全部分かってるのに。

それにしてもエンドロールの演出、アレはずるいよ・・・・・

リスペクトってな、こういこうことさ2006/03/09 23:28

最近ヒマつぶしちゆ12歳をだらだら読んでいたりしちゃったりなんかしてたりするんですが、やっぱり面白いですねぇ。「ちゆ12歳陰謀論」なんかも出ていたようですが、ちゆのお兄ちゃんは単なるオタクだと思います、ハイ。

ただまあ、だらだらしていちゃいかんよなぁ、と先週末、2年ぶりのドラえもん映画『のび太の恐竜2006』を観てきました。

キャスト一新後初の劇場版、しかも大長編1作目のリメイク、ということで、「つまらなかったらただじゃおかん!」との意気込みで映画館へ。

これこそ、僕たちの『ドラえもん』だ

2時間後、最前列でぼろぼろ泣いている僕がいました。これ!これが観たかった! でもドラえもん映画じゃあ2番目だ。1番目は『帰ってきたドラえもん』。

原作に対する愛とリスペクトが強く感じられる予想外の傑作でした。通常の劇場版よりも30分長い上映時間をフルに使い、ピー助とのび太の別れをじっくり描いた上で、あのエンドロールの演出でダメ押し。もうね、泣かないぞ、と思ってもね、涙が出てくるですよ。

ドラえもん映画冬の時代、というのがありまして、F先生の遺作となった『ねじまき都市』から、悪夢の『宇宙漂流記』をはさんで、『ロボット王国』まで。『南海大冒険』や『太陽王伝説』といった佳作はあったものの、「F先生はもういないんだ」という事実を思い知らされました。

その中にあって、「これで泣かないのは人間じゃない!」という感想を抱いたのが、『帰ってきたドラえもん』。中盤、ドラえもんが帰ってきたと大喜びするのび太の痛ましさは、思い出すだけで泣けてきます。

そのスタッフが大長編に進出し、面白くなってきたと思った矢先のお休みに、いやが応にも高まる期待。その期待に答えてくれた渡辺監督をはじめとするスタッフの皆さんに、感謝の意を捧げたいと思います。

卓球Dash!2006/03/18 20:57

月刊少年チャンピオン連載の『卓球Dash!』。不良高校生が卓球部の女の子に惚れて卓球を始める、ようするに卓球版スラムダンクです。

花道がいて流川がいて、アヤコさんもいる。もちろん赤木晴子に相当する人物もいる・・・・・・と、最新3巻を読むまでは思っていました。が。

実は、赤木春子に相当する人物はいない、ということに気がつきました。『卓球Dash!』における赤木晴子は、人物ではなく物体、ジョージア・マックスコーヒーだったのです!

このマックスコーヒー、犬吠崎へ行ったときに飲んでみたんですが、確かに異様に甘い! 僕の中では、納豆味のうまい棒と並ぶ、茨城名物となっています。犬吠崎は千葉だけど。

マックスコーヒーは茨城の文化です!

西澤保彦『キス』(徳間書店)読了2006/03/22 22:15

SF要素の入ったミステリを書くことで有名な西澤氏の、最新作『キス』を読了しました。この作品は、実在の作家森奈津子氏を主人公にしたシリーズの3冊目の単行本です。1冊目はミステリ、2冊目はSFふうミステリときて、3冊目となる今作はSF誌に掲載された作品を集めた、連作SFとなっています(ミステリ要素もあります)。

作家西澤保彦、その正体が判明!!

このシリーズは、実在の人物が何人も登場しているのですが、西澤氏はいままで登場していない・・・・・・と思っていました。でも、実はそうではなかったことに今回やっと気付きました。真ん中当たりで、え?と思い。ラストでああ、そうだったのか・・・・・・と。ううむ、なるほど、そいつは気がつかなかった・・・・・・。

とまあ、意外なオチにおどろいたんですが、もう一つおどろいた事が。森先生、ご結婚おめでとうございます!!(^^)