大須演芸場夏の特別興行 ― 2006/08/14 23:28
出演!露の一門
東京から帰った翌日、正午前に大須演芸場へ。平日だし、自分だけだったらどうしよう・・・・・・とどきどきしながら入り口を入ると、数十人の客入り。流石五郎兵衛師匠。てか、やっぱり落語ファンているんですね。
開口一番は露の団姫さん「商売根問」。コミカルな感じで、楽しく観られましたが、女性が演じているという点で違和感が拭えませんでした。
獅篭さんをはさんで、ひさびさのおさなぎ色さん登場。芸風は6月と変わっていないようでしたが、なにか良くなった感じがしました。お客さん、若干引き気味になるも、なんだかかわいい孫娘を見守る、という雰囲気に。
続いてあおき三朝&うたこさん登場。世界一ネタは封印?
そして露の一門二人目、団六さん登場。「鉄砲勇助」半ばまで。マクラが長かった。
そして中トリ、露の五郎兵衛師匠登場。台に座っての高座で、最初はなんだか弱弱しく、不安になりましたが、噺が進むにつれどんどん引き込まれていきました。演目は人情噺「迷いの駕籠」。主人公の出自が明かされるシーンや、クライマックスでは、五郎兵衛師匠の姿から、なんとも言えない迫力が・・・・・。
仲入り、初めて客席右手後方の階段下のスペースに明かりが点いているのを目撃、何事かと思うとなんと売店、との事。正月とお盆しか開かないそうで、せっかくだから赤い扉ではなくビールとおつまみを購入。売り子は団六さんでした。
休憩終わり、こちらも久々柳家三亀司さん登場。なんだか調子が悪い様子でしたが・・・・・・・。衣紋流し、一度失敗するも客席からの「もう一回!」の声に再挑戦、見事成功!
そして大トリ、露の団四郎師匠。軽いマクラから怪談噺「累草紙~親知らずの場」。よく考えるとマクラ(幽霊は美人は化けるもの・・・・・・)と演目が合っていないのでは・・・・・・(^^;?。こういうもんなんでしょうか。軽いクスグリを交えつつも、団々と鬼気迫る演技に。演出も素晴らしく、終了時は全身全霊を込めて拍手しました。大満足で帰宅。
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